椿山荘

山縣有朋が明治11年(1878)に私有財産を投じて「つばきやま」を購入し椿山荘と命名しました。山縣は明治天皇をはじめとし当時の政財界の重鎮を招き重要会議等を開いたそうです。大正7年に藤田組の2代目藤田平太郎男爵が名園をありのままに残したいと言う山縣有朋の意思を受け継ぎました。昭和20年の空襲では大半が塵灰に帰しましたが幸い三重の塔・ご神木は消失を免れました。昭和23年(1948)藤田鉱業(旧藤田組)から藤田興業の所有になり創始者の小川栄一は一万有余の樹木を移築し名園椿山荘の復興に着手し昭和27年11月に完成しました。 各写真をクリックすると拡大で見れます!

椿山荘のそばを神田川が流れています

庭園内には七福神があります。
樹齢500年のご神木
高さ20m周囲4.5mあります。

深井隆作の
聴秋瀑逃れ行く思念遙けし時

月の庭−天馬―樟,銅箔・金箔
蒼穹―東の光

椿山荘三重塔
圓通閣

古香井
秩父山系の地下水が湧き出ている井戸で、大震災の時は被害者に解放されました。自噴する井戸は大変珍しいと言われてます。

幽翠池
椿山荘庭園の西側に隣接する野間邸の湧水に水源を持つ人工の池です。

聴秋瀑

羅漢石
江戸中期に伊藤若神の下絵の
五百羅漢の内27体が京都伏見の石嶺寺から大正時代に移築されました

福の亀
この石は山梨県山梨郡牧丘町大室の標高1000mの山中デ発見された石で全く天然のままの甲州御影石です。

庭園内に造られた素晴らしい滝です。

隣接するフォ-シ-ズンホテル椿山荘のすばらしい室内です。

護国寺